ODETTE ESTATE
ナパ
2013年4月27日 (第6回ナパ・ソノマ飲み合宿1日目③)
*Vineyard to Vintner Open House参加中
ナパの銘醸地Stags Leap Districtで開催される飲んだくれイベントVineyard to Vintner(V2V)で、3軒目に向かった先は、ナパで最も新しいワイナリーOdette Estateです。古くからこのスタッグスリープ地区にあった古豪Steltznerを買収して、つい最近デビューしたばかり。 【関連記事】
モダンですよね~。買収前のSteltznerと比較すると・・・。
なんだか、ヨーロッパvs西海岸って感じで、あまりの違いにびっくりです!テイスティングルームも開放的。一般のお客様と一緒に早速頂くことにしました。
ただ残念ながらODETTE ESTATEとしてのリリースは2014年頃から。なので今回は、それまでのつなぎ(?)的に作られたAdaptationを頂くことに・・・。
1) Odette Adaptation Chardonnay Napa Valley 2011 GOOD!
MLFなしでクリスピーで角が取れてておいしかった
2) Odette Adaptation Cabernet Sauvignon Napa Valley 2010
うーん・・・。開けたら飲みきりタイプだなぁ・・・。
まだ出来たばかりのワイナリーなので仕方ないなぁ、なんてちょっぴり物足りなさを感じていたら、スタッフのお姉さんから「Caveでバレルテイスティングできますよ。」との素敵なお言葉。「待ってました!」とばかりに一目散にCaveへ。
いざ中に入ってみると、そこにはなんと、ワインメーカーのJeff Owens氏が!CADEでアシスタントワインメーカーを務めた後、このODETTE ESTATE設立に伴い、ワインメーカーに抜擢されたということで個人的に注目しておりました。そんな彼から、2012ヴィンテージのCabernet SauvignonとMerlotの1:1ブレンドをバレルテイスティングさせてもらいました。
それにしても、2012のヴィンテージで、カベルネとメルローをもうブレンドしちゃってるなんて一体どんな味かしら?と思いつつ、コクリと頂くと・・・うほ!来た~! 「え?これこのまま瓶詰めしてリリースしてもいいんじゃないですか?我々は買いますよ!」っていうくらいのレベルの高さ。2012年はブドウの出来が良いとは聞いてましたが、まさかこんなに完成度が高いなんて・・・。我々の焦る気持ちとは裏腹に、少なくともあと2年は待たなきゃいけないとのこと。次回訪問が楽しみなワイナリーを見つけてしまいました~。