SCHOOL HOUSE VINEYARDS

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2013年5月3(金)第6回ナパ・ソノマ飲み合宿7日目/最終日①

  

我々のナパ・ソノマ飲み合宿始まって以来初めての7日目の朝を迎えました(汗)。訪問ワイナリー軒数も6日目までで37軒・・・・・。未知なる領域なわけです・・・が!相変わらず攻め続ける我々。

 

最終日に向かう先は、ナパ・ヴァレーの西北スプリングマウンテンエリア!って(汗)、2・3日前にもウロウロしてましたけどね・・・。「構いません!」なぜなら、我々の目標は全ワイナリ-制覇!なんとなく重い肝臓をひきづって(?)いざ、魅惑のワイン天国スプリングマウンテンへ!

 

10:30のお約束に向け、ナパのホテルを9時過ぎにチェックアウト。29号線を北上します。「St.Helenaの町に着いたら電話ちょうだいね。」と、今回初めて訪問するワイナリーの方からお願いされておりました。

 

合宿最終日、最初の訪問先は事前調査で発見したSchool House Vineyardsです。巨大なカリフォルニア全体のワイナリーマップから見つけ出した、アオキアキコのリサーチ能力が光る(笑)、スプリングマウンテンの隠れ家ワイナリー・・・・・(ちなみに、Google Mapでも特定できないほど)。

 

たまたま、4日目に訪問したPalomaのBarbaraとご近所づきあいがあるらしく、おおよその場所をアドバイスしてもらっていたので近くまではなんとか(汗)。電話では、近くまで来たら赤いバーンが迎えに来るから待ってて!とのこと。


小さな小さな看板を見つけ、車を停めて待っていると、「どどどどっ!」という音とともにやってきた真っ赤なバーン。ちょっと頑固そうなおじ様が運転されていて、「こっちだ!」的に誘導してくれました。敷地内に入り、車を停め、建物に近づいてみると、今度は一転優しそうな奥様が。

 

あ、この方がBarbaraのお知り合いのNancyだということがすぐわかりました。ただ思っていたよりお年が上でしたけど(笑)。

 


 「さぁ、どうぞ。」と、ご挨拶もそこそこに、お外のテーブルに誘われ、駆けつけいっぱいのシャルドネを頂きます。

1) SCHOOL HOUSE Chardonnay Estate Spring Mountain District 2010 GOOD!

南向きの畑で収穫されたシャルドネ。smoothで飲みやすいのに、コクとミネラルが感じられる朝のおめざには贅沢すぎるお味(嬉)。

 

続いて、本当に珍しくて今回一番楽しみにしていたピノ・ノワール。

2) SCHOOL HOUSE Pinot Noir Estate Spring Mountain District 2009 GOOD!

 標高1,500フィートのスプリングマウンテン地区でほぼ唯一のピノ・ノワールのはず!樽の上品なひねり感も加わって、まるで長期熟成後のカベルネのような味を醸し出しておりました。「それにしても、なんでこんな高地でピノ・ノワールを」とうかがうと、「Crazyなのよ~。」とNancyさん。1957年にJohnのお父さんが、当時Cabernet Sauvignon植えつけブームに反抗して(汗)、この地にピノ・ノワールを植えたのだそうです。そのせいで手がかかって仕方がないのだとか。でも、お二人ともちょっと嬉しそう・・・。 

1)シャルドネ
1)シャルドネ
2)これが山ピノです!
2)これが山ピノです!
風格さえ漂ってます・・・。
風格さえ漂ってます・・・。

続いては、ジンファンデル主体のブレンド

3) SCHOOL HOUSE Mescolanza Zinfandel Blend Estate Spring Mountain District 2009 GOOD!
ジンファンデルの他、プティ・シラーとキャリナンを使用。非常に飲みやすい!スルスル絹のような口当たりがGOOD!

 

そして最後は、シラー主体のブレンド。2006に続く2ndヴィンテージだそうです。
4) SCHOOL HOUSE Mescolanza Syrah Blend Estate Spring Mountain District 2009 GOOD!
シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル(Mourvedre)の組み合わせのローヌタイプ。これも絹のような口当たりが印象的! 
3)ジンファンデルのブレンド
3)ジンファンデルのブレンド
4)シラーのブレンド
4)シラーのブレンド

全てEstateなんですよ。

これだけの種類のブドウをお二人で育てているのだそうです。

毎年replantしながら、より良いブドウでより良いワインを!って、いいですよねぇ・・・。



この場所には、1890年代に小さな小さな学校があったそうです。残念ながら火災で焼失してしまいましたが、それにちなんでSchool Houseと名付けたのだとか。日本でも知名度はほとんどありませんが、たまーに、麻布のアメリカンクラブで供されることもあるそうです。

 

ちょっぴり寡黙なジョンさん、明るく快活なナンシーさん。現役バリバリで畑仕事を楽しんでらっしゃる、そんな素敵なお二人と、のどかで楽しい時間を過ごすことが出来ました~。

山カベならぬ、山ピノ(ピノ・ノワール)も魅力的だったのですが、あえて後半のブレンド2種類を購入。

SCHOOL HOUSE Mescolanza Zinfandel Blend Estate Spring Mountain District 2009 $40.00

SCHOOL HOUSE Mescolanza Syrah Blend Estate Spring Mountain District 2009 $25.00

 

さぁ、次は今回の合宿最後の訪問ワイナリーへ向かいます!

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