GRGICH HILLS ESTATE

2007年12月31日(合宿5日目:最終日)

 

12:50

 何といっても、大晦日ですから大変です。最終日の3軒目。読み方が難しい”GRGICH HILLS ESTATE"「ガーギッジ」と我々は呼んでいますが(笑)。

 30周年だったんですね、最近はバイオテクノロジーを用いたワイン作りでさらに注目を浴びるワイナリーです。カウンターは、15人ほどテイスティングできるでしょうか。我々も5種類/10$のテイスティングをお願いすると、周りがざわつき始めました。あっけにとられていると、ベレー帽をかぶった老紳士が一人一人のゲストと握手をして回ってます。

 

 この老紳士こそ、このワイナリーの創設者Mike GRGISH氏。このMike Grgich氏は1976年のパリティスティングで白ワインのトップに選ばれた「シャトー・モンテリーナ」のChardonnayを作ったワインメーカーとして超有名人。我々は赤ワイン好みなので・・・(汗)ちょっと恐縮してしまいましたが、 「我々は、ナパのワインが好きで日本から来たんだ!」などど会話させてもらいました。そのせいか、ちょっと肝心な味の記憶が・・・・。

いえいえ、大丈夫。頂いたのは、以下の5種類。

  • 2005年 Chardonnay Estate Grown
  • 2006年 Fume Blanc Estate Frown
  • 2005年 Zinfandel Estate Grown
  • 2004年 Merlot Estate Grown
  • 2003年 Cabernet Sauvignon Estate Grown

 どれも、Estate Grownということで美味しかったですね~。ちなみに、2番目に頂いたFume Blancとは、Sauvignon Blancのことで、1970年代にあの天才マーケッター(と私は思っています)ロバート・モンダビが作り出した呼び名だそうです。ワインの知識が浅いのがバレバレです・・・

冬のカベルネ・ソーヴィニョンです
冬のカベルネ・ソーヴィニョンです

 

残念ながら、日本でも買えるし、という理由で購入には至りませんでしたが、

ここでは、ナパらしいお土産をみつけました。

2003 Cabernet Sauvignon Estate Grownが詰まったチョコレートボンボン(10$)です。良いですよね、ワイン入っているし、軽いし。

 

写真を撮っていたら、ナパ名物、ワイントレインがちょうど通過するところで、あまりの近さに二人とも思わず鉄ちゃんになってしまいました。

さて、この後何とかぎりぎりまでワイナリーを巡れないものか、とHESS Collectionに電話しましたが、すでに「年内営業終了!」みたいな留守電メッセージが聞こえ断念。近くのHALLの駐車場に進入したら、スタッフが出てきて「今日は午前で営業終了よ!」と言われ(泣)

 

せめて、もう1軒だけでも! とすがる思いでメジャーのBERINGERへ。

 

 

やはり、メジャーワイナリーだけあって人も車もいっぱい。

 

悩んだ挙句、我々の「メジャーには行かない!」という方針にしたがい立ち寄りだけさせてもらいました。どこか消化不良のまま29号線を南下します。

「このまま帰れない!」ということで、ナパのダウンタウンにある

ワインショップ Bounty Hunterへ。

ここは、初日の夕食でもお世話になったお店です。

 

お店のスタッフに、"ROCKET SCIENCE"に近い味をというリクエストに応えてもらったのが

2004 PERSUIT PROPRIETARY RED WINE Napa Valley

そして、”JORDAN”に近い味を、ということで

2003 LANCASTER CABERNET SAUVIGNON Alexander Valley

それぞれ1本購入しました。

 

時計は既に16時30分。 

これで、サンフランシスコ市内へ向かいます。

我々のカリフォルニアワイン買い付け旅行も終わりです。

ばいばーい!
ばいばーい!

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