LAMBORN FAMILY VINEYARDS
2010年12月28日(合宿3日目)
お馴染みの、車中サンドイッチランチを済ませ、13時アポのワイナリーに向います。
それにしても、雨もだんだん強くなり、霧も立ち込めてきました・・・。
寒いし、カーナビ効かないし! ちょっと(泣)。
でも、見つけました!
13時お約束のランボーン・ファミリー・ヴィンヤーズ(Lamborn Family Vineyards)。
あー、良かった。
ちゃんと、「ランボーン」って書いてある(笑)。
実は、前回のゴールデン・ウィークの飲み合宿の時
うまく、日程が合わず訪問できなかったので、今回待望の訪問です!
ドキドキ
ん?門が自動で開かない・・・。
え?あぽちゃんと取ってるよね?と焦りながら、
手で押してみると、開きました(汗)。
珍しく手動でした・・・。
う!
この中に、待ちに待ったランボーンのワインがいるのかっ。
わくわくしながら、ドアを開けます。
出迎えてくれたのは、
オーナーのマイク&テリー夫妻。
まさにアメリカーン!
って感じの快活なお二人です。
お宅の中は、うわ。
おしゃれ。
「よく来たね。」とあいさつもそぞろに・・・。
駆けつけ一杯のジンファンデル(笑)。
2008年ヴィンテージです。
色を見た瞬間。
「こ、濃い!これが山のジンファンデルかぁ。」が第一印象。
そして、もちろん。
「美味しい!」
ハウエル・マウンテンの頂上付近でとれたエステートのジンファンデル100%使用です!
しかもワイン・メーカーは、あのハイジ・バレットさん。
あれ?
確か、昨日訪問したパラダイム・ワイナリーも彼女が造ってたけど、同じジンファンデルでもあまりにも味が違う・・・。 (パラダイム・ワイナリー訪問記へ)
こちらは、まさに山のフルーツの良さ満点の力強くて、これぞジンファンデル!って感じ。
昨日のパラダイムのジンファンデルは、ジンファンデルらしからぬエレガントさが魅力・・・。
同じ造り手さんでも原料のブドウが違うとこんなにも違うとは!驚きです。
マイクによると山のジンファンデルと、谷(フロア-)のジンファンデルは、かなり違うとのこと。
山のジンファンデルの方が、とても手がかかるんだ、「ほらっ」と指でさした先のブドウの木です。
「え?あれがジンファンデル?もっとワイルドでぐちゃぐちゃしてない?」と聞くと、
「平地であれば、放っといてもジンファンデルは育つけど、山ではそうはいかないんだ。」と話してくれました。
ふーん、ブドウ栽培って面白い!と初めて思いました。
で、次に頂いたのが山のカベルネ・ソーヴィニョン(山カベ)の2007年ヴィンテージです。
いや、これも美味しかったです!
山カベって本当に美味しい!ってつくづく思い知らされました。
マイクは、”映画の「サイド・ウェイ」のおかげで、ナパのカベルネ、メルローは痛い目にあった。でも、日本版の「サイド・ウェイ」はナパを取り上げてくれてるからいいねぇ”と言ってました。
確かに、ピノ旋風吹きましたからねぇ。ワイン・ビジネスも大変なんだと、これもお勉強になりました。
そうそう、ハイジ・バレットさんは、とても良い人だそうです。ちょっと怖そうな方かな?と想像していたので・・・
ランボーンは、1997年からハイジがワイン・メーカを務めてますが、「とてもラッキーだった」と話されていました。
「ケンゾー・エステートもハイジがワインメーカーだよ。」と言われたので、「ケンゾー・エステートはナパで有名?」と聞いたら、首を振ってました・・・・。ちょっとした現地調査も(笑)
とにかく、話題が豊富なお二人で
日本にもとても興味がある方たちなので、
あっという間に時間が経ってしまいました。
巨大な暖炉のおかげで、体も十分温まりました。
「次回は、天気の良い時においで。」と言われ(笑)。
とっても美味しく頂けた
2008 "Frosty" Vintage Zinfandel ESTATE HOWELL MOUNTAIN $33 と
2007 CABERNET SAUVIGNON ESTATE HOWELL MOUNTAIN $89 をそれぞれ1本ずつ購入!
さらなる奥地のSummit Lake Vineyardsに向かいます!
⇒LAMBORN ZINFANDEL "Frosty" HOWELL MOUNTAIN 2008 $33
⇒LAMBORN CABERNET SAUVIGNON HOWELL MOUNTAIN 2007 $89