ILSELY VINEYARDS

2012年4月28日（第５回ナパ・ソノマ飲み合宿1日目：V2V Open Houseにて）

　５軒目にして、なんと！

「ナパ・ソノマ飲み合宿」通算100軒目の訪問先は、50年以上の歴史を誇るナパの隠れた老舗・

　1954年から、このスタッグス･リープでブドウ作りを続けている「Ilsely一族」。

四世代にわたる、ブドウ作りへのこだわりは相当なもののようで、もちろん、こちらも普段非公開。

　年に一度、V2Vの時だけ訪問可能なのです。なので、この日をとても楽しみにしておりました！

　先程のSHAFERの賑わい【関連記事】とは、打って変わって、のーんびり午後の昼下がり、

ゆったりとワインが楽しめそうな雰囲気。

　「こんにちは～。お邪魔しても良いですか～。」

「どうぞ。どうぞ。まあ、とりあえず飲んで！」

みたいなノリで頂いたのが、こちら。

1) Ilsley　Vineyards

Seis Primas Stags Leap District 2008 $60

これは色が濃かった！いきなりびっくりしてしまいました（汗）。

マルベック主体のブレンドで、このスタッグス･リープでは、かなり珍しいそうです。

　非常にシンプルなんだけど果実味＆飲みごたえのある面白＆美味しいワインで、マルベックってこんな感じ？ものすごく、エレガントな印象をもちました。

「さぁさぁ、手作りのチョコチップクッキーもどうぞ。」

これがまた、赤ワインに合ってGood!

続いては、

2) Ilsley　Vineyards Cabernet Sauvignon

Single Vineyard Estate Stags Leap District 2007 $67

ぷっは～（嬉）。

来ましたね～。自家＆単一畑のブドウを使用！

これこそ、60年近いこのIlsleyのブドウ作りの集大成。

まさに、スタッグス･リープのカベルネ！って感じ

（と、勝手に思ってます）。

堪能させて頂きました～。

　Shaferのオペレーション･ディレクターでもあるDavidさんのお話によると、こちらのブドウは現在、ShaferのOne Point Fiveに使われているのだそうです！かつては、R.Mondaviに供給していたそうですが・・・。

　スタッグス･リープ地区にして、お値段が手ごろなのは、あくまで原料供給業者がメインだからなのかもしれません！

　目の前に広がる歴史あるブドウ畑を眺めつつ、悦に入ってしまいました～。

　そうそう！ワインメーカーのHeather Pyleさんとテーブルを囲みながら飲ませていただきました。

　彼女身、Lodiにワイナリーを持っているとのこと。女性のワインメーカーが活躍するのっていいよね！なーんて、お話させてもらいつつ、自分の拙い英語力に涙・（がんばります！）

もうちょっと居たかったのですが、

次の訪問先に15時までに行かないといけないので、さよなら＆ごちそうさまをしてきました。

あー、ぜひまたゆっくり訪問したですぅ。