日本人ワインメーカー中村倫久氏について　私的まとめ

　2007年から、ナパの『空中宮殿（笑）ARTESA』のアシスタントワインメーカーを務める中村氏が、2010年、自らのワインのブランドを起ち上げました。そして2012年、その1stヴィンテージがいよいよリリースされたことで話題になっています。

　例えば、2012年1月12日の読売新聞ワインニュース。

－日本人が醸すソノマ・コースト「NORIA」－

「カリフォルニアで暮らすソムリエ出身の日本人醸造家がソノマ・コーストのブドウで造るワイン「Noria」を、中川ワイン販売が輸入・販売を始めた。」　というように取り上げられています。

　私が、中村倫久氏に出会った（正確には知ったです）のは、まだナパの達人を目指す前。

カルフォルニア ワインカントリーの旅 (ランダムハウス講談社MOOK)

　この「カリフォルニアワインカントリーの旅」という日本から自力でワイナリー巡りしたい人々の原典ともいえる名著の中で、中村さんの紹介記事（p120）を発見した時です。「日本人なのにすごいなぁ。」と素直に感動したのをよく覚えています。

　次に、彼の名前に出会ったのはナパ。嬉しかったなぁ・・・。

　「第4回ナパ・ソノマ飲み合宿」でARTESAを訪問した時のこと。テイスティングルームのスタッフから、中村さんのことを話され、思い出しました。そして「そのうちノリは日本で有名になるぞ！」と言われて、『何のことかな？』と思っていましたが、ちょうど、中村さんがご自身のワイン造りを始めた頃だったのですね。

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今回、彼が起ち上げたのはブランドのみ。

醸造は、どこかの設備を借りてのことと推察されます。

莫大な設備投資がかからない分、リーズナブルの価格設定で嬉しい限りです。

日本人ワインメーカーの大きなチャレンジ！応援していきたいと思います！

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