THE TERRACES ZINFANDEL 2007

　ナパ・バレーのラザフォード地区の東側、シルベラード沿いにあって、あの超有名なジョセフ・フェルプスと目と鼻の先にあるマイクロワイナリーのThe Terracesで出会ったジンファンデル。

 

　2010年年末の訪問時に、衝撃的な酸味で思わず

「早摘みジンファンデル」と名付けてしまったくらいの1本。とにかく、抜栓直後の味わいを楽しみにしてました！

 

　実際、頂いてみると抜栓直後は意外と硬くておとなしい感があったのですが、 とーんでもない！すぐにぷあーん と開いて、スパイシー＆ミネラルな香りがグラスから飛び出てきました！

 

 

 

---

　お味は、ジンファンデルの持ち味：

ジャーミー感とベリー感、そして酸味のすっきり感で美味しい!の一言。

しかも、我々のような飲み介は単独で楽しみたいワイン。

ブドウの割合↓を見てみると、どうしてたった0.5％だけカベルネを入れてるんだろう？と

この微妙さがちょっとわかりませんが・・・

 

　それにしても、酸味を感じるのに、気にならないんですよね、このワインは。

酸味が美味しいんです！ジンファンデルの甘みを生かしてる感じで・・・。

この酸味は、早い時期（9月中旬）からあえて収穫することで出してるんだそうです。

 

 ジンファンデルは、どちらかというとLate Harvestとか遅摘みが珍重されると言うのに、

チャレンジャーですね！

 

　それからこのジンファンデルは、このワイナリーに古くから伝わる”The WERLE"という強い色と独特の香りを持つ独自のクローンを使っています。だからかな？　

非常に個性的ですごい1本でした！

ぜひ、また刺激を求めて飲みたい1本です！